wiseとアルコール (#15 wise)



wiseはこう見えて酒が飲めないんだ。



365日シラフの日は無い、みたいな見た目だよね?

飲まないんじゃない。本当に全く飲めないのさ。


この見た目でしっかりと健康診断にも行くんだけど、ある年の健康診断の時の話さ。

看護師さんが

『アルコールでかぶれたりしませんかぁー?しませんよねぇー?早く答えてくださいよぉー。』


と丁寧に聞いてきたので、流石に平気だと思い

『へ、へぇ!で、でぇじょうぶでやんす!き、気にしねぇでやっちまってくだせぇ!!』


とクールに決めたんだ。
あまりにクールだったため、看護師さんはあの時完璧にwiseにホの字だったよね。

彼女はwiseの引き締まった左腕を取り、慣れた手つきでササッとアルコール消毒をしたんだ。

すると俺の左腕という左腕は真っ赤になり、まるで赤い左腕の様になってしまったんだ。(その時の事を歌っているのが【赤い左腕】という曲さ)


すると、看護師さんは

『あちゃぱー!こらあかんわ!左腕が赤い左腕みたいになっとるやんけ!あかんならあかん言わんとあきまへんで!』


と、ヒップに決めてきたんだ。
あまりにヒップだったためwiseはすっかりホの字になってしまったよね。

それくらいアルコールを身体が拒否するんだ。



ヤングwiseの頃、何度か飲んでみようとトライしてみた事はある。

だが、天才的な頭の回転の速さ、酔っ払いも寄せ付けぬ高テンション、朝まで誰よりも元気。

その全てが機能しなくなり、ヘデイク(headache:頭痛)と身体中が痒くなるという現象が起こる。

そして帰宅し風呂に入ろうと服を脱ぎ鏡を見ると、
身体に施された12体の悪魔のtattooが真っ赤に燃え、傷だらけになっているんだ。

wiseが無意識下で身体中を掻きむしっているんだ。

(その時のことを歌っているのが【搔きむしりたくはない】という曲さ。)




何の為に飲むのか分からなくなるよね?

だって皆んな楽しむ為に飲むんだろ?

だから俺に酒を飲ませようとしてくる輩には、地獄を見せてきたんだよ。

どんな地獄かって?


ここでは言えないくらいの地獄さ。いくつか言える代表的な地獄としては

そいつがトイレに行っている間に、そいつの酒に鼻くそを小さじ一杯入れる地獄


そいつがトイレに行っている間に、そいつの悪口をいう地獄


そいつがトイレに行っている間に、帰っちゃう地獄


とかだよ。

すごい地獄だよね?


いつになく攻撃的なブログになってしまったね。こんなwiseの側面もあるんだよ。


It's time to say good−bye

I love you,L'Arc〜en〜Ciel

With love,

From wise